自分自身のコンプレックス

私はいわばコンプレックスのかたまりであり、それを考え始めると枚挙に暇がない。

まず外見について。私は顔色が悪い。元来より貧血だからか、常に青みがかった顔色をしている。血が足りないので、献血に行っても協力できずにジュースだけ頂く役立たずである。そして体型としても、下半身が太い。小学生の頃から上半身の細さに比べて下肢の太さがアンバランスで、家族にさえ笑われていた。それは30年経った今でも変わらない。基礎代謝が悪く、エクササイズをしても筋肉量がなかなか増えないためむくみやすいのだと思われる。

また最近は自分の体ではないが差し歯が変色してきたのが気になる。ブラントゥースが差し歯に使えるかというと微妙らしく、歯医者に行こうか考え中だ。

そのような外見から想像できるように、体もあまり強くない。むしろ虚弱体質である。就職して一年目に、風邪を引いては長引かせている私を見て、職場の先輩が虚弱体質だから大変だね、と言った。その時はかなり腹が立ったのだが、よく考えるとそれは事実で、徹夜で土日遊んでも平然と仕事をこなすその方から見ると、私はあまりにひ弱に映ると思う。

また、体の弱さと関係あるかどうかは分からないが、私は記憶力がめっぽう弱い。化学記号や、法律用語などはまず覚えられない。そして人の顔を覚えるのも苦手だ。忘れるのだから仕方がないとして、メモを取るなり、自分自身で対策をとるしかないのだが、一度見たり聞いたりしたことを忘れない人には、羨望の念を禁じ得ない。